西条市 スバル WRX エアコンガス漏れ 西条市 K様 秦自動車工業

西条市からスバルWRXに乗られているK様がHPをきっかけにエアコン修理のために、ご来店くださいました!
「エアコンの効きが悪く、中で漏れている音がする。」とのご相談。
昨年の夏前に、他社で入れてもらったそうなのですがワンシーズンは持ったそうですが、今年になって修理前に確認したところ全く効いていない状態だったため、今回はネットで調べて弊社に預けてくださいました。
結論、調べてみると内部にガスが全く入っておらず、結果的に「オーリング(Oリング)」が劣化し漏れていたことが原因でした。
今回は、修理の内容や費用、時間などをご紹介するとともに、これから夏に向けて多くなってくる「エアコン修理について」注意点をご紹介します。
点検内容:今回の作業では、エアコンシステム全体の状態を把握するために、エアコンチェンジャーを使用しました。
実施作業の流れ:
一度ガスを抜かないことにはテストが出来ないので流れとしては、
●ガスを一度全量回収:車両内に残っているガスの量を把握し、古いガスと共に不純物も回収。
●リーク(漏れ)テスト:ガスがどこから漏れているかをチェック。
●問題箇所の修理:今回の場合は、劣化していたオーリングを新品に交換。
●再充填:正確な量のガスを補充。オイル分も同時に入れ直します。
使用機材:TEXA(テクサ)社製のエアコンチェンジャー
原因:エアコン配管の接続部分にあるオーリング(Oリング)が、長年の使用で劣化しており、そこからガスが少しずつ漏れていました。さらに具体的に言うと、エアコン部分には低圧側と高圧側があり、今回は低圧側のオーリングから漏れていました。(画像の赤い囲み部分が漏れ出ている様子です。)
このオーリングという部品、実はとても大事なゴム製パッキンです。どうしてもゴム製なので販売当初はぴったり配管にくっついていたとしても時間が経つとゴムが固くなり、弾力や密着性が失われてしまいます。その結果、配管との間に微細な隙間ができ、エアコンガスがじわじわと漏れ出てしまうんです。小さな部品ですが、快適なエアコン機能には欠かせない存在です。
結果:このオーリングは低圧側と高圧側の2か所に使われており、もう1か所も劣化状態は同じでそちら側で不具合が発生するのも時間の問題だったので、今回は2か所変えました。
そして問題箇所の発見のため、ガス補充テストと最後に補充を行いました。
作業時間:作業時間は部品さえ揃っていれば約1時間程度。
費用:問題発見用のガス代・補充分を含めて、今回は2万円ほどでした。パッキン自体は数百円程度です。
車のエアコンは、簡単に言うと「空気を冷たくして車内に送る仕組み」です。
知ってるよ!という方も多いと思いますが、本当にその単純なことのためにたくさんの部品が使われているんです。
エアコンは以下の4つのステップで動いています。
1. ガスを圧縮する(コンプレッサー)
まず、エアコン専用の「ガス」(冷媒)をギューッと圧縮します。
→ すると、ガスの温度がぐっと上がります。
(※例えるなら、自転車の空気入れをシュコシュコしたときにポンプが熱くなるのと同じです!)
2. 熱を外に捨てる(コンデンサー)
熱くなったガスを、コンデンサーという部品を通して冷やします。
→ ここで「液体」に変わります。
(※車の前側、ラジエーターの近くに付いています。)
3. 一気に冷やす(エキスパンションバルブ)
冷えた液体をエキスパンションバルブという小さな弁で細く噴射!
→ 液体が一気に気化して、急激に冷たくなります。
(※霧吹きのイメージです。圧力が一気に下がると温度も下がります。)
4. 冷たい風を作る(エバポレーター)
冷たくなったガスは、エバポレーターという冷却パネルに流れていきます。
→ そこに車内用のファン(ブロアファン)で風を当てて、冷たい風を室内に送ります。(※家のエアコンの室内機と似た役割です。)
車のエアコンは、いろんな部品の連携プレーで動いているため、どこか1か所でもトラブルが起きると冷えが悪くなります。壊れるパターンと大体のかかる修理費用を表にしたので参考にしてください。
エアコンは、夏に壊れてから修理に出しても間に合わないことが多いです。皆同じようなトラブルで夏はどこの整備工場も混み合います。
だからこそ、車検=エアコンの健康診断のチャンス!
おすすめは、
・冬の間
・車検のタイミング
のエアコン点検&ガス交換!
秦自動車工業は、エアコン健康診断がお得に実施できる設備を備えているため、車検のついでに愛車の現在のガスの量を測定できますよ!必要なら補充やクリーニングを実施しましょう。
その理由は、エアコンチェンジャーという設備を備えているから!
エアコン点検&ガス交換ガスが少ない車は足りない分だけ補充できるという強者。もしエアコンチェンジャーがなければ、せっかくまだ使えるガスを廃棄をしなければならず、コストがかかります。エアコンチェンジャーは足りない分を数値化できて、その数字分だけ補充ができる無駄や廃棄を発生させないんです。
反対に言えば、エアコンチェンジャーがなければ、修理担当者の匙加減でガスの補充が行われ無駄にガスを補充したり、足りなかったりすることが起きてしまいます。
秦自動車ではそのようなことはないので、ご安心ください!
そして、夏までに内部部品の簡易点検
をしておけば、快適な夏を安心して迎えられます。
しかも、コンプレッサーなどが壊れると数万円〜十数万円かかりますが、エアコン点検・ガス補充なら数千円〜1万円台で済みます。
ちょっとした予防整備が、大きな出費を防ぐコツですよ!
愛車のボンネットの内側で確認できます。上記のようなシールが貼ってあるはず。
HFO-1234yf という方が新しいエアコンガスです。
これはHFC134a という従来のガスと違い、環境に優しい反面、抜けやすい(気化しやすい)。ガス1本が6000円以上と従来よりも高額である(HFC134aは1本500円程度)という特徴があります。
だからこそ、ガスを無駄にしないためのチェンジャーの有無が大きなポイントになります!
秦自動車工業では、
●エアコンチェンジャー完備
●点検だけでもOK
●新旧ガスどちらにも対応
で、皆さまの快適ドライブをサポートしています!
暑くなる前にぜひ、エアコンに関するご相談ください。お待ちしております♪
お電話でのお問合せは
0897-55-4970
で受け付けております。
※必ず「ホームページを見た」とお伝えください。
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