西条市 クラウン旧車 水漏れ廃盤部品対応 西条市 M様 秦自動車工業

今回は、クラウンにお乗りのお客様から「水漏れしているようだ」とのご相談をいただきました。
お車は昭和60年(1985年)頃のモデル。すでに部品が廃盤になっており、通常のルートでは交換パーツが手に入りません。
「古いけれど思い入れがあり、まだまだ乗り続けたい」というお気持ちに応えるため、今回は特別な修理を行いました。
水漏れの原因を調べると、ラジエーターホースの接続部品が破損していることが判明。
通常であれば新品部品に交換しますが、すでに廃盤。ネットでも入手不可でした。
そこで当社、メカニックのプロのオーナーが 1から部品を作成 することに。
問題は、この部品が真っすぐではなく複雑な形状をしていること。
つまり、単純にゴムホースを繋ぐだけでは代用できません。
純正部品に合わせた特殊な形状のパーツを、何時間もかけて手作業で製作しました。
原因は、経年劣化による破損。
ゴムや樹脂製パーツは年数とともに硬化・ひび割れを起こしやすくなり、冷却水が漏れてしまいます。
問題の部品は、ホースがまっすぐではなく、いびつな形をしているため製作難易度が高め。
「ただ直す」だけでなく、再発を防ぐために強度やフィッティングも確認しながら調整しました。
1枚目の画像の赤線を引いている部分を繋ぐようにパーツを作ります。
2、3枚目の画像の部分を繋ぎます。
ですが、その画像を見ても分かるようにその間に別のパーツがあり、入り組んでいます。
その隙間にパーツを通すように部品を作っていくという、メカニックの腕を試されているような構造でしたが、さすが秦自動車のメカニックプロのオーナーです。完璧に仕上げて、水漏れもバッチリ解消しました!
今回は部品制作を1から行ったので、かなり時間がかかりましたが、メカニックとしての探求心と好奇心がくすぐられた面白い案件でした!(オーナーより)
クラシックカーや旧車の場合、メーカー純正部品やネットでも部品が出回っておらず、廃盤になっているケースは珍しくありません。
ですが、当社のように高い加工や製作の技術があれば「もう直せない」と諦める必要はないかもしれません。
今回のように、対応可能な範囲であれば1から作ることもできます。
※料金に関しては、車種・状態・部品の有無により費用は異なりますので、状態を見てのご相談となります。
大切な愛車を長く乗り続けたい方はぜひ、一度ご相談ください。
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