西条市 ホンダクロスロード ローター研磨 ブレーキ鳴き 西条市 H様 秦自動車工業

今回は社員のHさんから
「信号で止まる直前に キィーッ と耳障りな音がして恥ずかしい…」と相談が。
症状は10 km/h以下でのブレーキ鳴き。
試乗すると、停止寸前に高い金属音が鳴るのが聞こえます。
今回はそんな事例をご紹介します。
1-ローター取り外し・目視点検―外周にサビと段付き摩耗を確認。
2-ローター測定―振れ(歪み)と厚みムラをチェック。
3-ローター研磨(鍵盤)―専用ブレーキローター旋盤で両面を0.1 mmずつ削り、面粗さ・振れをメーカー基準内に調整。
4-ブレーキパッド面取り・シム清掃・グリスアップ(鳴き防止処置)。
ローター:タイヤと一緒に回る円盤型の金属板。ブレーキを踏むとパッドが両側からはさみ込み、回転を止めてクルマを減速させます。
段付き摩耗:ローターやパッドが部分的に多く削れて“段差”ができた状態。ささくれ立った包丁の刃のようになり、ブレーキ鳴きや振動の原因になります。
ローター研磨:両面を慎重に削っていきます。歪んだ円盤レコードを削り直す感じです。
ブレーキパッド・ディスクパッド(※画像のもの。ブレーキのたびにローター挟むパッド)を面取り:角を斜めに削る。
シム清掃:裏板を洗浄。
グリスアップ:最後に錆び防止するとともに、動きをなめらかにするため潤滑油を塗る。
ローターが鳴いたからといって、ローターだけを削ればいいわけではありません。
ローター自体の劣化、それにともないタイヤと一緒にまわるローターを止めるための例えばブレーキバッドやディスクパッドが摩耗すると、隙間や遊びができてしまう。それが異音の原因の1つにもなりえます。
そのほかにもさまざまな部品がブレーキのために力を合わせているため、共振して音が発生している場合もある。
だからこそ一概には言えず、ブレーキに関わる部分を解体してチェックする作業が発生するんです。
ちなみに、ローターを止める部分をになるブレーキパッド。
それが摩耗したビフォーアフター見本は画像でご覧ください。
こうならないように、皆さん車検時にはしっかりと点検・交換してもらうようにしましょう。
今回は原因の追究に1時間ほどかかりました。
その原因や車両状態により料金は変化しますので、その都度ご相談ください。
注意事項として、「異音」はさまざまな部品によって構成されるため原因は何通りもあり、さらにはどのような状態で起こっているか、それらを掛け合わせるとさらになん十通り、なん百通りの原因が考えられます。
全力で修理にあたりますが、今回のように100%異音が解決するとはお約束できません。
そちらに関しては、何卒ご理解ください。
1-小さな音でも早めに点検を! 放置すると別の場所へ影響し、結果的に修理する部分が増え、修理代がかさむかも!?
2-月1回の“サビ落としブレーキ”:時速40 kmほどで軽くブレーキを引きずり、サビを軽く落とすと鳴き防止に効果的。
3-SUVはブレーキ負荷大:クロスロードのような重量車は、パッド残量とローター厚みの定期チェックが重要です!
弊社で車検を行っていただくと、こういった部分もしっかりチェックいたします!
できるだけお得に、コスパよく!愛車に長く乗れるための工夫やメンテナンスはお任せください!
車のプロ、メカニックのプロのオーナーが優しくレクチャーいたします。
今回のように、ブレーキをかけると異音がする・・・そのほか愛車の気になる所はお気軽に公式LINEからご連絡ください!
秦自動車は、安心・安全・快適なカーライフを全力でサポートいたします!
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